最近の国際問題と経済
今日は金環日食が朝起き、日本各地で観測されました。金環日食の起きた年は経済は比較的好調と言うジンクスあるらしいのですが果たしてどうなりますやら。
ところでここ数日ヨーロッパでは大きな政治の動きが有りました。フランスとギリシャで緊縮経済・財政立て直し路線の政権が倒れ、経済発展志向の政権が誕生しました。(ギリシャでは再選挙らしいですが)、これって見ていると人間の決して悪い意味ではないのですが情けなさを感じました。
つまり財政の再建を図るために身を切る改革 例えば税金を上げる 年金を削減する 公務員の数・所得を減らす、等々我が身にも厳しいが、数年後の国全体を考えれば致し方ない“痛み”よりも、“経済発展志向”という曖昧で未知でな何となく幻想というか夢を持つような方向に国民は舵を切ったのです。
つまりもう厳しいのはいや、少しは楽(らく)したい~~ と言うのです。
人間の性(さが)としては解る気がします。何年も厳しい状態ではいられない、時にはパットお金を使って元気を付けたい、そう言うことでしょう。
きちっと堅実な、どちらかというと厳しい苦労より、先のことは解らないが何とかなるだろうという刹那的な欲求をフランスもギリシャの人々も選択したのだと言えます。
もちろん経済発展を優先する事自体は上手くいけば大いに意味があります、しかし今の経済の構造的な問題を解決せず一時的でない長期的な経済発展などありません。口では何と言っても現実経済発展できるかどうかはかなりの疑問を持っています。
でもこれはきっと数年後には日本でも言えることになると思っています。いや日本では緊縮財政=財政規律の確立以前に国政の流れは経済発展という方向に動き出すかもしれません。今の流れでは野田首相は消費税にかなり力を入れてますが党内の小沢さんをはじめとする反消費税勢力を取り組むことができるのか? かなりの疑問であり、野田さん自身の進退をかけてもこの法案の成立には紆余曲折がありそうです。
そして更に最近では中国の経済も先行き怪しいと言われだしました。住宅や土地バブルが崩壊しつつあり、国全体の経済システムが上手くいかなくなっていると言うのです。
しかし中国はさすがというか共産国家ですから国の統制が他の国よりは効いていて未だ崩壊というような雪崩的な現象には至っていません。まして今年は習近平氏に権力移譲がされ新たな体制が始まろうという時です。こんな時に経済的な混乱を絶対起こさせないという意志が政府にある限り、恐らく中国の経済の破綻は少なくとも来年以降になることは間違いないと思います。
では経済が絶好調なのはどこか? それはASEAN諸国です。これらの国々は内在する例えば民族問題や宗教問題、独立問題などありますが、経済の状態が良いとそう言った問題はあまり表面化しません。やはりお金があれば多少のことは目をつむってしまうのでしょう。これって今の中国の共産主義も同じですよね。
ではなぜASEAN諸国が良いのか?この事は私の1月のブログで経済問題を書いてますからそこをご覧下さい。
どうやら昨年からここ一年でこれから10年程先の経済の流れが見えてきたそんな最近の経済の動きです。
それにしてもヨーロッパの経済方針の変更は何をエンジンにして経済発展を進めるのか? 本当に経済発展はできるのか? これが絵に描いた餅に終わりグローバルな経済が破綻に向かう予兆でないことを祈るだけです。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)


最近のコメント