目から鱗
先日“ガイアの夜明け”という番組を見ていて、まさに「目から鱗が落ちる」的な事を経験しました。 その番組で取り上げていたのは「10円まんじゅう」の世界です。
私はこの番組を見るまでそのまんじゅうの存在さえ知りませんでした。は関東地方を中心に販売してるので私が知っている限りではまだ長野県では見たことがありません。(最近できたかもしれませんが)
何が“目から鱗が落ちた”かというと、まずその10円まんじゅうの業界が今激烈な競争になっているというのです。そもそもその存在さえ知らなかった私にとって、競争まで起きていると言うことに驚きましたが、それ以上に“まんじゅう”というものが今脚光を浴びていると言うこと自体にも驚きました。
そもそもこう言っては何ですが“まんじゅう”の世界は温泉まんじゅうや観光地でのおみやげ、まあ身近であっても“高遠まんじゅう”ぐらいで、これがマスコミに取り上げられるのは、風変わりな、常識ではありえない“あんこ”を使った変わりまんじゅうが登場し、物珍しさから取材を受けるぐらいの世界だと思っていました。それに伝統的と言えばそれまでですが技術的にもそう変わった製造方法があるわけでなし、販売ノウハウにしてもせいぜいインターネットを使うぐらいしかないと思っていのですが、それが今話題だという事に驚きました。
原因はそのまんじゅうの単価が10円という事です、少々小ぶりらしいのですが、れっきとしたまんじゅうが10円で売られている、その製造には独特のノウハウがあり、結果として飛ぶように売れているというので、新規に業者が数社参加してきているというのです。
一般的な製品に例えるなら、製造技術的にはローテクの最たるのもであり、今さら価格破壊も革新的な製品も生まれないだろうと誰でも思える製品が、一般的な常識を覆す価値(価格)や機能を持つとき、それは時代にとりのこさえれた製品でなく、時代の最先端を行くものになりえると言うことです。同じような製品に100円ライターが過去にありました、これも世に出てきたときにはかなりカルチャーショックだったことを思い出します。
この番組を見て私は、部品加工製造業者として、いつか何か完成品である新製品を作りたいと、いつも空想しつつ努力(?)をしているのですが、実は新製品の種は空想の世界などでなく、現実の足元を見て、新たな発想で考える時 出来てくるものかもしれません。
今度一度この10円まんじゅうを東京で買ってきたいと思っています。
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