百条委員会・・・(多少感情的に)
マスコミで昨日の議運で前知事に対する告発を行った県議達に対する対応について意見がでたという報道がありました。またそれに対する議長見解も出ていました。
残念ながらリアルタイムにその場所にいるわけでありませんから、報道をとおしての知識ですが、私にはそれにしても理解できません。
確かに法律的には不起訴と言う事になりました、これは事実です。しかし前知事が行った行為が法律に照らして問題ないとしても、県政のトップとして取るべき行動としての問題は別ではないかと思っています。
例えば“選挙でお世話になった一業者”を、当時業者の出入りを禁じていたにもかかわらずフリーパスで県の中枢である経営戦略局に出入りを許していたのは、問題ないのでしょうか? 下水道関係の会議をその業者の意をくんで、今後の下水道行政を松本まで行って決めた、業者のアドバイスとしてそれはよかった、等という事が許されるのでしょうか?紆余曲折はあるものの、その業者が結局入札を結果的には取っていく、そこには解明できなかった暗部があるような気がします、もちろんこれはすでに解明できなかった事でもありますが、何も問題ないとされた事に対しても、これで良いのでしょうか?
この事を思い出す時ある下水道部局の関係者だった県職員さんだった方を思い出します。その方は当時委員であった私たちの調査に、当時の下水道行政のでたらめぶりを心から怒りをぶつけてお話をして下さいました。その右手が震えていたのを思い出します。
少なくとも県下水道行政に定年まで真面目に職員として関わってきたその方の、職場に対する誇りをかけた発言だったと今でも信じています。
稲荷山の改築で大きく方針転換したあの夜、木材業者とそれに関係する議員が直接知事に会ってその直後県の方針が変わりました。そこに何の因果関係がないと言えますか? 司直も関心を持っていたとしても今回は取り上げられる問題ではありませんでした。今の時点では法的には問題ないとしても、それで良いのでしょうか?
この事も、私たちの調査に協力して頂いた長年この問題に関わっている職員さんがその時「唖然とした」と話されているんです。「こんな事があるのか」と。
職員に「だいじょうびかの~」とメールを打ち、曖昧のままでしたが知事という立場から部会に対して圧力をかけているとしか解せない数々のメール、これも法的には問題なかったとしてもそれで良いんですか?それで。 もし同じ事を村井知事が職員に対して行ったら、どうなんでしょう?
やっぱり おかしいんじゃないですか? 変じゃないんですか?
今回異論を唱える県議さん方は私が知る限りは、県議会の中ではかなり“潔癖”な皆さんです、そういった皆さんそれで良いのですか?
それこそただ前知事をかばうだけの行動になっていませんか? あなた方は県議として一部県民皆さんだけに顔が向いていませんか?
皆さんのお仲間でない大多数の県民の皆さんにも、この事は前知事の取った行動は正しい事と胸を張って言えますか?
言えるならそれは良いです、でも同じ事を村井知事がやったら(もちろんやらないと思いますが)それでも何ら問題ないと、あえてそれを非難した県議たちが悪いと思われますか?
私は確かに法的な問題として告発した者ですが、政治家の良心としても訴えたつもりです、法的に問題がなければよいというなら、ざると言われようが何と言われようが今の政治資金規正法から逸脱しなければ、不明朗であっても問題なし、と言うのと変わらないと思います。 政治家にとって良心の問題は法的な判断よりプライオリティーは高いと思います。
まず政治家としての良心ありきだと思いますがいかがでしょうか?
もちろん政治的にこの事を利用しようとする政治勢力は論外だと思っています。
私は法律のプロではありません、まして今は県会議員でもありません、ただのプラスチック屋のオヤジです。 ですから法的な云々は解りかねるところもあります。
でもおかしいものはおかしいんです。
と負け犬の遠吠えになってしまいましたが・・・・
法的にはこの問題は処理がつきましたが、私はおかしなものはおかしいと主張していたあのころの自分と仲間が大好きです。
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コメント
失礼ながら、極めて感情的且つ非論理的な清水氏の意見に一言。
この問題は、公的な議決に対しての地検の結論が法的に「否」と言うことであった事実に関わるもので、それ以上でも、それ以下でもありません。
まさに<政治的にこの事を利用しようとする>ために<法的な判断よりは高くあるべきプライオリティー>の議会の倫理規範意識を踏み越えて司直の手に委ねたのは、当の議会自らであったのです。情けないことです。
その手段が、個人の名誉に関わる「告発」と言う乱暴なものであった事実も見逃す事は出来ません。
それらを踏まえた上で、議会に対して「誤った告発議決」の後始末や道義的な謝罪を求めたものであると理解します。
当時の議決が、単に行政職員やそのトップに「反省を求める」、「猛省を促す」程度のものであったなら、敢えてこのような県民の意見書も提出されなかったろうし、氏の論理も成り立つとも思います。
氏は問題の拡散や摩り替えによって、焦点をそらそうと懸命ですが、残念ながら氏の論理が一般県民に理解される事は無いでしょう。
当時の議決に対して一抹の後ろめたさも無い議員諸氏は、「不服審査法」に則り、必ずや今不起訴処分に対して速やかに異議を申し立てる事でしょう。
投稿 黒姫山 | 2007年9月23日 (日) 18時10分
コメントをお寄せ頂きありがとうございます。
他のサイトでも私のこの日のブログに意見があったようで、アクセスログから解りました。若干触れながら書きます。
法的には仰るとおりですね。これは結論です、もちろん最後に書かれていた不服審査云々はあるのでしょうが、個人的には考えていません。
法的な問題と政治家として矜持。もちろん矜持の方にプライオリティーがある事は政治家という公人である限りは間違いないと思います。
で、目前で不法と思われる行為がなされている時、それを調査していて、法的な手段により告発しないとすれば、“そのくらいの事は目をつぶれ”と言う事と同じだと思います。
違法行為でなければ公人である政治家に対しては「猛省を促す」という処理でいいと思います。事実議会では田中前知事の行動に対して意見書が数度採択されています。これが「反省を求める」「猛省を促す」という部類の範疇かと解します。
我々が田中氏の行った行動を違法行為と認定し、告発したのであってそれ以下でもそれ以上でもないと思っています。
それから別のサイトで、私が書いた「もちろん政治的にこの事を利用しようとする政治勢力は論外だと思っています。」という下りについては、説明不足で恐縮ですが。言いたかったのはこういった問題を“得意”なほど取り上げる政党が、当時「ダム問題」をはじめとして与党的な立場であったために、他の事例とは異なる見解行動を取った事を言っているのであります。 言葉足らずで済みませんでした。
“ずっこけ”回答かもしれませんが、よろしくお願いします。
なお、現職を去っているにも関わらず、こうやってコメント頂く事自体はありがたいと思ってます。 願わくば他現職県議さん達、特に保守系の皆さんが高見沢県議 柳田県議 西沢県議 木内県議らのようにもっと意見・情報発進をして頂ければと願わずにはいられません。
投稿 清水洋 | 2007年9月24日 (月) 12時19分
百条委員会の結果を受けての提訴、そして不起訴という結果。
当時から長野県政ウォッチャーの間では、それこそ田中前知事を支持する側からも、批判する側からも、やや無理筋ではないかといわれていました。
それは物的証拠が薄弱なため、とされています。
状況証拠や関係者の証言でいえば、当時の田中知事と個人的に親しく、田中氏に多額の献金をしていた下水道業者の小林誠一氏が県庁内を田中氏の私設秘書のごとく闊歩していたというのは県庁関係者の間では広く知られた話だったと聞いています。
その小林氏が下水道公社の入札に容喙したというのであれば、県議会が疑いの目を持つのは、親田中・反田中といった政局めいた観点を持たずとも、当然なすべきことです。
結果は限りなく黒に近い灰色だったというだけで、これをもって田中氏や小林氏が潔白だとするのは、リクルート疑惑で中曽根康弘氏や宮沢喜一氏らが潔白であったとするのと同じようなものです。
ただ、批判にもあったように、結果として不起訴になったというのも事実です。
清水さんの当時の苦労や苦悩は見ていましたのである程度は知っています。結果としては受け入れるけど、思いいれがあっただけに釈然としないという気持ちは分かりますが、事実は事実として受け止める必要はあります。
また、これは繰り返しになりますが、親田中・反田中という観点で出てきた問題ではありません。知事が特定業者と癒着していたのではという疑惑なのです。当時、百条委員会が立ち上がった事じたいは議会が健全であることの証左であり、むしろ、これを反田中の政治活動だと唱えた当時の議員、そして今の議員のスタンスこそ、県民益の代弁者たる議員としての資質を問われるべきものです。
そして議論の結果、これは一応検察へ出したほうがいいのではないかという「民主的な」手続きで行われたもので、たまたま今回は起訴に当たらないという結論が出たというだけのことです。
それ故に、当時の百条委員会関係者は謝罪をする必要は無いと思いますし、逆に謝罪を求める議員こそが政治利用をしているようにしか見えません。
投稿 きたはら | 2007年9月25日 (火) 21時48分
きたはらさん
コメントお寄せ頂きありがとうございます。
告発の件ですが「無理筋」とのご指摘、そうですよねと言うか、そうですか?と言うか複雑です。
裏話的な話になりますが、この告発については記憶では10件ほど候補があったのです、関係者も含めて相談し、それを一つ一つつぶしていき「筋がいい」事案に絞って行動を起こしました。それほど違法行為と疑わしい行動がありました。
しかし当時は(ここが大切なところですが)我々の行う調査では限度があり、捜査の場に持ち込まなければ解明できなだろう、そういった判断を致しました。
あくまでも想像の範囲ですが、例えば検察当局は税務当局とが連携して捜査をし、不明なお金の流れを探る事も出来るかもしれない。でもこういった事は我々には出来ません。
そういう判断のもと取った行動ですが、それでも不起訴という判断ですからそれは仕方ないと思っています。本当はもう少しこの事については書きたい事もあるのですが、この程度にさせて下さい。
北原さんも指摘し、何度も私も書いていますが、要は選挙を応援してくれた業者と特別な関係になり、最終的には落札してしまう、これが疑惑でなく何なんでしょう?
くどくなりますから書きませんが、ではこれはいいのですか?問題ない事なのですか?
これを政治家の良心に問うた時、起こした行動は絶対間違っていないと思っています。
投稿 清水洋 | 2007年9月26日 (水) 09時33分