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2008年4月17日 (木)

災害通信

先日私が属しているアマチュア無線のクラブの皆さんとの会合(飲み会)がありました。
席上災害時の情報伝達手段としてのアマチュア無線の見直しの話が出ました。

電波法では災害時などには非常通信と言って、アマチュア無線の業務外の通信が認められています。よくニュース等で遭難者の出したSOSをアマチュア無線家が傍受して助かったというようなニュースが時々見られます、正確にはSOSではないし、このときは非常通信かというとそうとも言えない場合もあります。それはともかく大規模災害時における情報伝達の一助にならないかと言う議論がされました。

他市町村ではこういったときの対応をボランティアでアマチュア無線家がしている地域もありますが、箕輪町でありません。かつてはそういった構想や取り組みもあったのですが、状況の変化により一過性で終わってしまいました。もう少し安定的に組織化し町の防災組織に組み込んでもらえないか検討することになりました。大規模災害時にはもちろん携帯電話は使えないといったほうが良いと思います。また行政の無線網も大規模災害時に起きる火事や崖崩れなどの個別の災害に対応するだけで恐らくパンクしてしまいます。
そう言ったときに役に立つのがアマチュア無線だと思っています。

ハンディーと言われる手のひらサイズの無線機でも周波数によれば10km範囲は交信できます。また外部にアンテナを立てれば144Mhzなら北は諏訪、松本 南は飯田ぐらいなら交信は出来ます。SSBという電波の種類やCWと言うモールスを使えばちょっとしたアンテナで中京圏 関東圏 との連絡は可能です。これがHFという短波帯になればコンディションには左右されますが日本はもとより海外とも情報の交換はそれほど難しくなくできます。
また無線の良いところは1対1と言う通信ばかりでなく、携帯電話と違い1対多数という通信も出来ます、放送というイメージに近いものです。ですから伝言ゲームの様に情報を伝えなくても工夫すれば一度に全体に情報を伝達できます。

災害時の対応は情報が決め手だと思います、それも多ければ多いほどその情報の確度は上がってきます。点で上がってくる情報より線で上がってくる情報 そして面で上がってくる情報、段々とその地域の正確な状況が把握できてきます。
阪神大震災の時がそうでしたが、最初は情報量が少なく大した災害でないという事でしたが、時間と共に災害の全容がつかめると、大災害と言うことが判明しました。
もう少し早く把握できれば亡くなられた方を減らすことが少しでも出来たかもしれません。
そう考えると情報の大切さを感じます。

町と連携しながらそういった組織を考えていきたいと思っています。また大規模災害時は箕輪町一町の被災と言うことはありませんから、市町村を越えた連携も大切かと思います。
広域で対応する事が大切かもしれません。そして最後は県レベルでの対応も必要かもしれません、もう少し勉強してみたいと思います。

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